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- 标题:第132回日本森林学会大会企画シンポジウム「燃料革命以降の森林状況変化の理解と,それらが水・土砂・流木の流出に及ぼす影響をふまえた災害予測の可能性」開催報告
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- 作者:浅野 友子 ; 内田 太郎 ; 岡本 透 等
- 期刊名称:日本森林学会誌
- 印刷版ISSN:1349-8509
- 电子版ISSN:1882-398X
- 出版年度:2022
- 卷号:104
- 期号:1
- 页码:60-63
- DOI:10.4005/jjfs.104.60
- 语种:Japanese
- 出版社:The Japanese Forest Society
- 摘要:オンラインで開催された第132回日本森林学会大会の2 日目。2021年3月20日に標記企画シンポジウムを開催し たので報告する。人が身近な森の資源に頼って暮らしてい た100年前には里山は荒廃し。毎年の降雨で表土が侵食さ れていたと考えられる。一方。1960年代の燃料革命以降は 森林資源があまり使われなくなり森林や下層植生が回復 し。山地流域内では表土層が発達し,材積量が増加しつつ ある。そのため,今。国内の山地の多くはこの100~200 年では経験したことのない状況(豊かな植生。厚い土層) にあると考えられる。さらに近年。気候変動の影響があら われ始め,今後いっそう豪雨の頻度や強度が増すことが予 想されている。このように場の条件と災害の誘因となる外 力のいずれもが変化しており,災害の生じ方が従来と異 なってくる可能性が考えられる。しかし、山地の環境に関 する過去の情報・データは限られており。過去に何があっ たかについて明らかになっているとは言い離い。そこでこ のシンポジウムでは。江戸時代以降に大きく変化した日本 の山地・森林,土壤やそれらを取り巻く社会の変遷を振り 返り,時問の流れの中で森林や災害の現状を理解すること に焦点を当てた。普段は日本森林学会の防災・水文。立地。 林政の部門で活動している5名による発表講演を企画し 討議を行った。