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标题: 千葉県武士遺跡出土イノシシの齢構成にもとづく屠殺季節と家畜イノシシの検討 本地全文: 下载 作者: 小宮 孟 ; 小林 理恵 ; 安部 みき子 等期刊名称: Anthropological Science (Japanese Series) 印刷版ISSN: 1344-3992 电子版ISSN: 1348-8813 出版年度: 2003 卷号: 111 期号: 2 页码: 131-142 DOI: 10.1537/asj.111.131 出版社: The Anthropological Society of Nippon 摘要: 千葉県武士遺跡出土のイノシシ下顎骨45例(縄文時代後期)の齢構成を知るために, 歯牙の萌出咬耗形質を新美(1991)の区分法で分類した。この区分法は0歳以上の連続した年齢群で構成される現生標本から, 各年齢群に対応すると思われる5群の分離に有効と考えられる。武士遺跡標本でも同様の5群が分離され, 推定年齢別では1.5歳ついで3.5歳の占める割合が高く、屠殺季節は冬と推定された。なお、発掘時の標本採集法を改良することで, この遺跡からは夏秋死亡の0歳仔標本が回収可能だが, 全体に占める割合は把握できていない。以上の結果は, 武士縄文人のイノシシ獲得行動を特定する手がかりとして重要である。 关键词: Wild or Tended boar of the Jomon Period;縄文イノシシ;Mandibular dentition;萌出咬耗形質;Age composition;齢構成;Hunting or slaughter season;屠殺季節;Method of specimen retrieval;標本採集法