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  • 标题:基質水酸基が Aspergillus niger α-グルコシダーゼの活性中心カルボキシル基の解離に与える影響
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  • 作者:小川 真弘 ; 西尾 俊幸 ; 袴田 航
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2004
  • 卷号:51
  • 期号:1
  • 页码:9-14
  • DOI:10.5458/jag.51.9
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    糖基質水酸基が Aspergillus niger α-グルコシダーゼ(ANGase)の二つの活性中心カルボキシル基に与える影響を調べるために,ANGaseによる p -ニトロフェニル-α- D -グルコピラノシド(Glcα- O - p NP),メチルβ- D -マルトシド(Malβ- O -Me)とそれらの2-および3-デオキシ体に対する加水分解反応の速度論的解析を行った.まず初めに,ANGaseによるGlcα- O - p NPおよびその2-または3-デオキシ体の加水分解反応の至適pHを求めたところ,Glcα- O - p NPに対しては pH 4.4 であったが,2-および3-デオキシ体については pH 5.6 と,両者にかなりの違いがみられた(Fig. 2).このことから,Glcα- O - p NPの2位および3位水酸基はANGaseの二つの活性中心カルボキシル基の解離に影響を与えていることが示唆された.また,本酵素のこれらの基質に対する反応について,酵素活性中心の二つのカルボキシル基のp K e値およびp K es値をディクソン-ウェブ セミログプロットにより求めた(Fig. 4).その結果Glcα- O - p NPに対しては二つの活性中心カルボキシル基ともp K e値とp K es値が異なっていたが,2-および3-デオキシ体に対してはp K e値とp K es値が一致していた(Table 1).さらに同様の結果がMalβ- O -Meとその2-デオキシ体についても観測された(Table 2).以上のことから,基質グリコン2位および3位水酸基はANGaseの二つの活性中心カルボキシル基の解離に大きな影響を与えていることが示された.一方,アグリコン部分の糖水酸基は,本酵素の活性中心の解離には必須ではないことが示唆された.

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