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  • 标题:シークヮーシャー果皮からペクチンの分離・同定
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  • 作者:玉城 志博 ; 上地 俊徳 ; 平良 東紀
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2004
  • 卷号:51
  • 期号:1
  • 页码:19-25
  • DOI:10.5458/jag.51.19
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    シークヮーシャー果実は2001年1月に沖縄県大宜味村で収穫した.乾燥した果皮を0.05 M HClに分散させ,多糖を抽出し,DEAE-Sepharoseで精製を行った.精製した多糖の収率は2.6%であった.精製多糖の全糖およびウロン酸含量はそれぞれ,88.0および78.0%であった.灰分,水分含量はそれぞれ,4.7および7.2%であった.メチル化度は62.9%であった.精製多糖の酸加水分解後, D -ガラクツロン酸, D -ガラクトース, L -アラビノース, L -ラムノース, D -グルコースおよび D -マンノースを同定し,そのモル比は100:9.20:1.34:1.02:0.88:0.78であった.精製多糖の分子量はゲル濾過クロマトグラフィーにより約6.8×104と推定された.精製多糖の比旋光度は25℃で+149°を示し,主にα-結合を有していることが示された.精製多糖と脱エステル化した多糖の赤外吸収スペクトルは全波数領域で,標品ペクチンと脱エステル化した標品ペクチンのスペクトルとよい一致を示した.また,脱エステル化した多糖の1Hおよび13C-NMRスペクトルの化学シフトも脱エステル化した標品ペクチンの化学シフトと良い一致を示した.脱エステル化多糖のNOESYスペクトルより,H-1とH-4間に大きな核オーヴァーハウザー効果がみられたことから, D -ガラクツロン酸残基は(1→4)-結合していることが示された.精製多糖と脱エステル化した多糖はそれぞれ,酸性下での糖添加条件下およびカルシウム添加条件下でゲルを形成した.以上の結果からシークヮーシャー果皮から抽出した多糖はペクチンであることが示された.

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