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  • 标题:サツマイモの葉における同化デンプンの分子構造変化
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  • 作者:北原 兼文 ; 内野 孝之 ; 沖園 一陽
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2004
  • 卷号:51
  • 期号:2
  • 页码:81-85
  • DOI:10.5458/jag.51.81
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    3カ月間栽培したサツマイモの葉を時間ごとに2日間に渡って採取し,含まれるデンプンの構造を調べた.葉のデンプン含量は,夜明け前5時を最小,夕方5時を最大とする概日リズムが認められた(Fig. 1).葉のデンプンは,組織を熱ジメチルスルホキシド中で摩砕することにより抽出し,ヨウ素により特異的に沈澱させて調製した.デンプンとアミロペクチンのトヨーパールHW-75Fゲル濾過分析により,葉のデンプンは,塊根のものに比べて,低分子側の溶出量が多く,この低分子画分には,アミロースと多量の低分子アミロペクチンが存在することが明らかになった(Figs. 2, 3).また,葉のデンプンとアミロペクチンの分子量分布は,いずれも昼間に高分子側に移行し,日没から明け方にかけて低分子側に移行した(Fig. 3).さらに,枝きりしたデンプンとアミロペクチンの鎖長分布と短鎖分布を,それぞれ高速液体ゲル濾過クロマトと高性能陰イオン交換クロマトにより分析した.葉のデンプンの鎖長分布は,塊根のものと明らかに異なっていた(Figs. 4, 5).デンプンとアミロペクチンの鎖長分布における長鎖画分の差として評価したアミロース含量は,昼間が低く(Table 1),一方,主にアミロペクチンを構成する短鎖分布は,昼夜における変動がほとんど認められなかった(Fig. 5).このように,サツマイモの葉の同化デンプンについて,構造上の特徴と,その昼夜における変化を明らかにした.

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