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  • 标题:日本における機能性オリゴ糖開発の現状と将来
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  • 作者:中久喜 輝夫
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2005
  • 卷号:52
  • 期号:3
  • 页码:267-271
  • DOI:10.5458/jag.52.267
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    日本におけるオリゴ糖開発の現状と将来についてレヴューする. 1970年以来, 特殊なオリゴ糖を生産する微生物由来の酵素が相次いで見出され, これを利用してグリコシルスクロース, フルクトオリゴ糖, マルトオリゴ糖, イソマルトオリゴ糖 (分岐オリゴ糖), ガラクトオリゴ糖, キシロオリゴ糖, パラチノース (イソマルチュロース), ラクトスクロースなどの種々のオリゴ糖が工業的スケールで生産されるようになった. 最近の工業用酵素の利用技術の進展により, β-1,6結合のゲンチオオリゴ糖, α,α-1,1結合のトレハロース, α-1,3結合のニゲロオリゴ糖, 分岐シクロデキストリン, マルトシルトレハロース, 環状ジフルクトース, 環状四糖など一連の新しいオリゴ糖生産が可能になってきた. さらに, 新しい高次の生理機能をもったオリゴ糖の開発も継続的に行われており, オリゴ糖市場もしだいに拡大しつつある. 最近のヒト介入試験あるいは動物試験により, 食品にはヒトに本来備わっている免疫あるいは獲得免疫機能を調節する機能があることが明らかにされてきた. 近い将来, プレバイオテックスを含めて, 免疫システムを調節する機能を有するオリゴ糖の開発が期待される. それによって, オリゴ糖は人々の健康の維持・増進はもとより, 生活習慣病の減少にも貢献できるものと予測される.

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