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  • 标题:ブドウ果実のエリシター誘導性キチナーゼの精製と性質
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  • 作者:内堀 貴之 ; 横塚 弘毅 ; 高柳 勉
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2000
  • 卷号:47
  • 期号:2
  • 页码:163-168
  • DOI:10.5458/jag.47.163
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    グリコールキチンを用いてエリシター処理した甲州ブドウ果実から誘導性キチナーゼを精製した.ブドウ抽出液の硫安塩析(80%飽和)画分を,キトパールBL-3およびQ-SepharoseHP(HiTrapQ)を用いたカラムクロマトグラフィーに掛け,キチナーゼを分離した.エリシター処理をしたブドウ果実から精製した誘導キチナーゼはポリアクリルアミドゲル電気泳動において単一であった.誘導キチナーゼの反応最適pHは4.0,またpH5.0-6.5の範囲で酵素は安定であった.反応最適温度は40℃,また40℃以下の温度で酵素は安定であった.誘導キチナーゼのN末端アミノ酸配列は,NH2-GTITvYxGQNGQであった.この配列は,VitisviniferaクラスIIIキチナーゼと高いホモロジーを示した.誘導キチナーゼは灰色カビ病の原因菌であるBotrytiscinereaの増殖を阻害した.この事実は,本誘導キチナーゼが成熟ブドウの病原菌に対する防御機構において,重要な役割を果たしていることを強く示唆している.

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