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文章基本信息

  • 标题:トゲキリンサイからι-カラギーナンの分離・同定
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  • 作者:林 麗華 ; 田幸 正邦 ; 本郷 富士弥
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2000
  • 卷号:47
  • 期号:3-4
  • 页码:303-310
  • DOI:10.5458/jag.47.303
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    トゲキリンサイから`ιカラギーナンを分離・同定した.トゲキリンサイは沖縄県宮古島の内海で採取し,水洗いと塩抜きの後,通風乾燥(40℃,24時間)させ,乾燥藻体を得た.乾燥藻体を蒸留水に分散させ,煮沸によって多糖を抽出し,常法により精製すると,4.6%(対湿潤藻体)の収率で多糖を得た.本多糖の全糖量,灰分,硫酸はそれぞれ,71.4%,21.2%および23.8%であった.本多糖を加水分解およびメタノリシスの後,ペーパークロマトグラフィー,液体クロマトグラフィーおよび薄層クロマトグラフィーにより,D-ガラクトースと3,6-アンヒドロ-D-ガラクトースを同定した.また,システイン-硫酸法とレゾルシン法により,それぞれの糖の含量は39 .1%および30.5%であった.本多糖の分子量はおよそ28万と推定された.また,本多糖の赤外吸収スペクトルおよび旋光度の結果は標品のι-カラギーナンのそれらと良く一致した.さらに,13C-および1H-NMRスペクトルの結果から,D-ガラクトース-4-硫酸と3 ,6-アンヒドロ-D-ガラクトース-2-硫酸を同定した.以上の結果から,本多糖はι-カラギーナンであると同定した.

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