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文章基本信息

  • 标题:低アミロース米澱粉の理化学的特性
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  • 作者:久野 三智子 ; 貝沼 圭二 ; 高橋 節子
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2000
  • 卷号:47
  • 期号:3-4
  • 页码:319-326
  • DOI:10.5458/jag.47.319
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    低アミロース米の理化学的性質を知る目的で,ゲル濾過法によるアミロース含量およびアミロペクチンの鎖長分布を求めた.また,フォトペーストグラフィーによる透光度,ラピッドビスコアナライザーによる粘度および糊の物性から,米澱粉の糊化・老化特性を検討した. 1)ゲル濾過法により求めた低アミロース米のアミロース含量は4.3-9.6%であり,スノーパールが4.3%と最も低く,奥羽354号が4.4%,ミルキークイーンが7.5%,ソフト158が9.6%と日本晴の17.1%に対し,いずれも10%以下であった. 2)低アミロース米のアミロペクチンの長鎖長区分であるFr.II の値は24.0-26.3%を示し,スノーパールが大であり奥羽354号,ミルキークイーンそしてソフト158の順に大きい値であった.アミロペクチンの短鎖長区分Fr.III の値は66.4-69.8%と低アミロース米4種は大きい値を示した.物性と関連があるといわれているFr.III/Fr.II の値は低アミロース米は2.6-2.8と小さく,インディカ系の米は3.2-3.3と日本晴より大きい値であった. 3)フォトペーストグラフィーによる透光度とアミロース含量との間に負の相関が認められ,スノーパールは2段階膨潤を示さず,モチ澱粉型の高い透光度を示し,低アミロース米4種のアミロース含量と膨潤・糊化との関連を明らかに捉えることができた. 4)ラピッドビスコアナライザー(RVA)による米澱粉の粘度特性から,低アミロース米4種の最高粘度は高く,ブレークダウンが大きく,冷却50℃ における粘度が低いなど,良食味米澱粉の特徴的粘度曲線を示した.アミロース含量と最高粘度・ブレークダウンには負の相関が,冷却50℃ における粘度には正の相関が認められた. 5)米粉糊の硬さは,米澱粉の最高粘度と負の相関を示し,米粉および米澱粉の冷却50。Cの粘度およびセットバックと正の相関を示した. 6)低アミロース米の米粉糊は低温保存による硬さの変化が少なく,低温貯蔵安定性に優れていた.

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