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  • 标题:バナナ果肉の可溶性および細胞壁結合型酸性α-グルコシダーゼの精製と性質
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  • 作者:小西 洋太郎 ; 原田 美亜 ; 中筋 美恵
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2001
  • 卷号:48
  • 期号:1
  • 页码:19-25
  • DOI:10.5458/jag.48.19
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    バナナ果肉には,その熟成度にかかわらず,可溶性型および細胞壁結合型酸性α-グルコシダーゼ(SAAG,BAAG)が存在している.同一の房の黄熟バナナから,塩を含まない中性緩衝液でSAAGを,残渣から1MNaClを含む同緩衝液でBAAGを抽出し,それぞれCon A-Sepharose, Sephadex G-150ゲル濾過クロマトグラフィーで732倍,264倍に精製した.分子量はSAAGが70,000,BAAGは90,000であった.両者は典型的なマルターゼであり,マルトオリゴ糖(G2-G7)は基質になるが,イソマルトース,スクロース,トレハロース,澱粉,グリコーゲン,プルランは分解されなかった.マルトースに対するマルトオリゴ糖(G5-G7)のVmax/Km比(みかけの反応効率)は,SAAGでは89-112%であったのに対し,BAAGでは14-52%であった.未熟バナナでは細胞壁に適当な基質が見当たらないので,BAAGの生理学的役割は不明だが,追熟したバナナでは,細胞壁やアミロプラスト膜の脆弱化により,BAAGは澱粉およびその代謝中間産物にアクセスできる可能性があり,アミラーゼやSAAGとともに澱粉分解に関しているかもしれない.

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