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  • 标题:イチゴ,カキ,プルーンおよびバナナの果実細胞壁に由来するキシログルカンの構造
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  • 作者:伊藤 聖子 ; 加藤 陽治
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:2002
  • 卷号:49
  • 期号:4
  • 页码:501-504
  • DOI:10.5458/jag.49.501
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    各種果実の軟化機構を明らかにするための基礎研究の一つとして,ヘミセルロース多糖の一つであるキシログルカンについて,構成オリゴ糖単位での構造研究を進めている.今回は,イチゴ,カキ,プルーンおよびバナナの果実細胞壁のキシログルカンについて調べた.各種果実の可食部細胞壁多糖類を常法に従い分画し,得られた24%KOH抽出画分(ヘミセルロースII)に微生物由来の精製キシログルカナーゼを作用させオリゴキシログルカンを得た.これに,さらに精製イソプリメベロース生成酵素を作用させた.得られたそれぞれの酵素加水分解物はパルスドアンペロメトリー検出器を用いたHPLC分析に供した.キシログルカンを構成している主要オリゴ糖単位として,七糖(XXXG),九糖(XXFG)および十糖(XLFG)が確認された[XXXG等はFryらによるキシログルカンオリゴ糖の表示法で,主鎖の各(1→4)-β結合のグルコース残基の分岐様式により一文字コードで示される.G=β-D-Glc,X=α-D-Xyl-(1→6)-β-D-Glc,L=β-D-Gal-(1→2)-α-D-Xyl-(1→6)-β-D-Glc,F=α-L-Fuc-(1→2)-β-D-Gal-(1→2)-α-D-Xyl-(1→6)-β-D-Glc].さらに,八糖としてXXLGおよびXLXG,九糖としてXLLGの存在が確認された.これら6種のオリゴ糖単位は量比の違いはあるものの,イチゴ,カキ,プルーンおよびバナナの果実すべてにみられた.

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