日本では利用者に対する文献利用ガイドをレファレンス・サービスの延長線上で考える。一方, アメリカでは図書館オリエンテーションで扱うべき一項目として考えられている。ここでは日本の医学系大学図書館41館のアンケート結果を元に, 図書館オリエンテーションおよび文献利用指導の現状を, アメリカの大学図書館の在り方と対比させながら分析を試みた。 また, 神戸大学医学図書館で5年前から行なっている「学生に対するドクメンテーション講習会」を紹介し, 解説を加えた。