ウマの気管支鏡検査法を検討するため,35例のウマの気管支分岐および肺区域を検索した。気管支鏡はとくに肺後葉内の観察に有効であり,後葉気管支から派出する区域気管支の命名法を提案した。これに基づき,ウマの気管支鏡検査に有効な右肺15,左肺14の肺区域を設定した。