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文章基本信息

  • 标题:失語症者の心理・社会的側面の改善を目的としたグループ訓練
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  • 作者:中村 やす ; 野副 めぐみ ; 中尾 貴美子
  • 期刊名称:高次脳機能研究
  • 印刷版ISSN:1348-4818
  • 电子版ISSN:1880-6554
  • 出版年度:2003
  • 卷号:23
  • 期号:4
  • 页码:261-271
  • DOI:10.2496/hbfr.23.261
  • 出版社:Japan Society for Higher Brain Dysfunction ( Founded as Japanese Society of Aphasiology in 1977 )
  • 摘要:

    慢性期失語症者6例に心理・社会的側面の改善を目的としたグループ訓練を実施した。訓練の特徴は,(1)「失語症グループ訓練における心理・社会的側面の評価表」 (中村ら 1998) により個々人の心理・社会的な課題をとらえて行う,(2)心理・社会的側面の改善を目的とした6つの活動プログラム,「活動を楽しむ」「自己表現」「自己開示」「障害理解」「社会的役割・活動」「主体的参加」による体験を重視して行う,(3)グループ場面が「言語障害に配慮された場」「受容的・共感的な場」「交流・やり取り・会話の場」「社会的な場」となるよう援助する,である。訓練の結果,6例全員に「失語症グループ訓練における心理・社会的側面の評価表」での改善が認められた,評価表での改善は SLTA総合評価法における改善と一致するものではなかった,などが示された。また適切な援助や介入を,適切な時期に行うために,評価表を用いた行動観察が有用である,個人の心理・社会的側面の課題によって効果的な活動プログラムが異なる,症例の心理・社会的側面の改善経過は「グループへの安定した参加」および「コミュニケーションの成立」と,「心理・社会的側面の体験的再統合」の2つの段階に分けられる,ことが示唆された。言語で論理的に再統合することが難しい失語症者にとって,「コミュニケーションの成立」を土台としてグループダイナミックスを活かしながら心理・社会的側面の改善を目的とした諸活動を体験的に行うことが,自己の再建を促すうえで有効であると思われた。

  • 关键词:失語症; グループ訓練; 心理・社会的側面; 評価表; 慢性期
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