首页    期刊浏览 2025年05月26日 星期一
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  • 标题:発達認知神経科学
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  • 作者:永井 知代子
  • 期刊名称:高次脳機能研究
  • 印刷版ISSN:1348-4818
  • 电子版ISSN:1880-6554
  • 出版年度:2004
  • 卷号:24
  • 期号:2
  • 页码:169-175
  • DOI:10.2496/hbfr.24.169
  • 出版社:Japan Society for Higher Brain Dysfunction ( Founded as Japanese Society of Aphasiology in 1977 )
  • 摘要:

    発達認知神経科学とは,脳の成長と心的プロセスの発達の関係を探る学問である。神経心理学の場合,発達という変化に注目して認知機能の異常を調べるという側面からこの分野にかかわっているが,モジュールの生得性を前提としている。Williams症候群は第7染色体11.23領域の半接合体欠失による隣接遺伝子症候群であり,神経心理学的には言語が良好で視空間認知は不良という解離のみられるのが特徴で,特定の遺伝子がこの認知パターン形成にかかわると考えられ研究されている。しかし近年の研究からは,単純な「解離」ではなく,また単一の遺伝子が特定の認知機能と直接には結びつかないことも示されている。モジュールの考え方には生得主義以外にも構成主義や神経構成主義があり,その立場によって得られたデータの解釈も異なってくる。発達認知神経科学で得られた知見からモジュールをとらえなおすことで,一般の神経心理学における問題を明らかにする糸口がみつかるかもしれない。

  • 关键词:発達認知神経科学; Williams 症候群; 遺伝子障害; 神経構成主義者; モジュール
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