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文章基本信息

  • 标题:学習機構の解析に関する方法論的研究: IV 学習能力系列の解析 (1)
  • 作者:中嶽 治麿
  • 期刊名称:教育心理学研究
  • 印刷版ISSN:0021-5015
  • 电子版ISSN:2186-3075
  • 出版年度:1962
  • 卷号:10
  • 期号:3
  • 页码:150-158,190
  • DOI:10.5926/jjep1953.10.3_150
  • 出版社:The Japanese Association of Educational Psychology
  • 摘要:

    ここでは, 学習能力を学習指導の場合に考えられるものに限ることにし,「どんなことが, どれだけできるか」という観点から観測される能力について, その形成過程に関する系列の解析と, 系列の抽出をねらつた考察を行なつた。まず, 上のような立場から考えられる学習能力系列の模型は,(1) 単一系列模型 (系列(1),(1'))(2) 代替系列模型 (系列(9),(16))(3) 多重系列模型 (§1. 2., §4に示したもの) に大別される。しかし, 実際には, 多重系列模型は, 単一系列模型や代替系列模型が基本的な要素であり, また代替系列模型は, 代替要素 (§4) と単一系列模型が基本的な要素になつていると考えられる。 今回の報告は, 単一系列模型と代替系列模型に限定しさらに, 代替系列模型に重点を置いた考察を行なつた結果である。 まず, 単一系列に)を仮定すると, その系列のもつ尺度性から, 系列内の各要素の位置関係が定式化できる ((2)~(5)式)。したがつて, これから逆に, 単一系列が存在すると仮定した場合, 系列内の各要素が示す特性 ((2)~(5)式) を基礎にして, 単一系列を実際に構成することが可能になる((6)~(8)式)。このような考え方は, 代替系列 (10) に関しても, 容易に拡張することができる ((11)~(14)式)。 しかし, 実際には, 各種の能力が混在しているなかから, 等価要素 (単一系列を構成する要素), 代替要素, 付帯要素 (系列に無関係な要素) を弁別する必要がある。そこでTable 3に示すような模型を中心として, R (ai), Q (ai) を定義し ((15)式), これらがもつ特性 ((17)~(26)式) によつて, 各種の能力を弁別するとともにその系列を抽出することを考えた。

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