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文章基本信息

  • 标题:普通児と精薄児の図形模写能力
  • 作者:久保田 正人
  • 期刊名称:教育心理学研究
  • 印刷版ISSN:0021-5015
  • 电子版ISSN:2186-3075
  • 出版年度:1965
  • 卷号:13
  • 期号:1
  • 页码:54-58,64
  • DOI:10.5926/jjep1953.13.1_54
  • 出版社:The Japanese Association of Educational Psychology
  • 摘要:

    (1) 図形模写の難易度は, 円と垂直・水平線のみを持つ平易図形と, 斜線の合成からなる斜線図形と, 立体を平面に表わす立体図形の段階において, かなり明確な相違を示している。 (2) 模写成績とMAとは, 普通児であると精薄児であるとを問わず高い積極的な相関関係を持つている。 (3) cubeを写せる者はMA8才以上である (逆は必ずしも真ではない) 。そこで魯鈍児にはなかなか困難となる。 (4) 模写能力を, 平易図形のみ可能, 斜線図形一部可能, 斜線図形全部可能という3段階に分けると, 普通児においても, 担任による総合的段階評価 (頭の優れた子であるとか見劣りがするとか) とこの3つの段階とは明かに相関をもつ。 (5) cubeの写し方を数種類に分けてみると, ここにも多少知能や年令との関係がみられる。 さて, 図形を客観的に模写することは, この報告中の児童たちにとつて, 感覚運動的な特技であるよりも, 知的な観察や判断を必要とする作業であつたと思われる。むしろ従来の感覚運動的習慣や手段が新しい作業のじやまになり, あらためて反応の再編成, 再計画が必要になるので, 高度に適応的な機能, すなわち知能がここにはたらくのであろう。そのため, この作業にはなによりもMAの一定の水準が必要だつたのであろうと思われる。

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