首页    期刊浏览 2024年09月21日 星期六
登录注册

文章基本信息

  • 标题:運動反応の速度と正確さにおよぼす刺激系列の冗長度の効果
  • 作者:石川 尚子
  • 期刊名称:教育心理学研究
  • 印刷版ISSN:0021-5015
  • 电子版ISSN:2186-3075
  • 出版年度:1973
  • 卷号:21
  • 期号:2
  • 页码:90-101
  • DOI:10.5926/jjep1953.21.2_90
  • 出版社:The Japanese Association of Educational Psychology
  • 摘要:

    Exp. Iでは, 小1, 小3, 小5, 中1, 大学の被験者に, 0~5次のいずれかで冗長度が約70%に達する刺激系列 (それ以下のorderでは少ない) を与え (300 trials /1条件), 冗長度の利用とorderの関係, および発達的傾向を, RT (対数) とエラー数 (開平変換値) によって調べた。 (1) C (1), C (2) のRTは全学年で進歩しており, C (3) は小5以上で, C (4) C (5) は大学で進歩した。 (2) しかし, RTの冗長度への回帰検定によると, この進歩は, 低学年では2次冗長度の, 高学年では2次および3次冗長度の効果 (3次の効果に弱いが) であることがわかった。 (3) 3次冗長度の効果は小5, 中1では200 trials以後に, 大学では200 trials以内に現われた。以上から, 年齢を問わず2次冗長度の効果を受けること, 3次冗長度の利用には2次冗長度の利用以上の練習期間が必要なこと, および, 高学年の方が冗長度の効果を強く受け易い傾向があることがわかる。 (4) エラーと冗長度とは, 小5においてのみ直線関係があり, この種のS-R事態では, エラーはあまり影響を受けないことがわかる。 Exp. IIでは, Exp. Iで認知の臨界点にあるとみられた3次冗長度が, 2次と同等レベルまで利用され得るかどうかを, 試行数を増し (2000/1条件) て大学生で調べた。 (1) RTの速さも学習効果の出現順も, C (2高) →C (3高A, B) →C (2低) C (3低) →C (0) の順であった。 (2) RTと2次, 3次冗長度との直線関係には明確な差がないので, 1, 000 trials頃には両者の効果は同程度になることが考えられる。しかし, 傾向としては2次への回帰係数の方が大きかったこと, C (3高A, B) は最後までC (2高) に追いつけなかったことから, やはり3 次冗長度の利用は2次冗長度の利用ほど有効にはならないことが推測される。 (3) 回帰直線とRTの分布の関係から, 3次冗長度が高い場合には, 冗長度は2次成分以上に, しかし3次成分以下に利用され, 2次, あるいは3次冗長度が低い場合には, 2, 3次成分とも有効に利用されないことが推測された。冗長度と反応の間の直線関係の適合度を低くする一因に, 低冗長度の利用の困難さがあると思われる。 付記 この論文は, 昭和44, 46年度文部省科学研究費奨励研究 (A) の補助を受けている。なお, Exp. 1の大学生の結果は, 文献 (11) に掲載してあるが, 発達的傾向をみる必要上, 要点を引用した。

Loading...
联系我们|关于我们|网站声明
国家哲学社会科学文献中心版权所有