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文章基本信息

  • 标题:精神薄弱児の弁別逆転学習に関する研究 反応時間を中心とした正常児との比較検討
  • 作者:梅谷 忠勇
  • 期刊名称:教育心理学研究
  • 印刷版ISSN:0021-5015
  • 电子版ISSN:2186-3075
  • 出版年度:1973
  • 卷号:21
  • 期号:4
  • 页码:248-253
  • DOI:10.5926/jjep1953.21.4_248
  • 出版社:The Japanese Association of Educational Psychology
  • 摘要:

    本研究では筆者の先行研究 (梅谷, 1973) にひき続いて,「具体物」と「大小」の2次元2価の弁別逆転移行課題を用い, 連続逆転移行を含む弁別逆転学習の機制が検討された。この際, 精神薄弱児は同一MAの正常児と比較ざれ, 結果の分析の指標として, 所要試行数のほかに反応時間が用いられた。その結果, 以下の点が明らかにされた。 A. 1回の弁別逆転移行学習 (1) MA6才とMA8才レベルの精神薄弱児および正常児について, 所要試行数を指標とした弁別逆転移行の難易が検討された。この結果, MA6才レベルでは, 精神薄弱児, 正常児とも下に逆転移行の困難な者が多い。MA8才レベルになると, 正常児は逆転移行の容易な者が多くなるのに対して, 精神薄弱児では依然として困難な者の多いことがうかがわれる。(TABLE 2) (2) 反応時間を指標として, 弁別逆転移行の過程を分析すると, 精神薄弱児, 正常児ともに, 原学習および後学習の初期の反応時間は学習達成時後のそれに比べ長く, かつ個人差が大きい。また, 逆転移行直前の反応時間よりも逆転移行直後のそれが長く, かつ後者の個人差が大きい。さらに, 両被験児を比較すると, 原学習の初期でとくに違いが認められ, 精神薄弱児の反応時間は正常児のそれより短く, 反応が比較的一様である。しかしながら, 逆転移行直前以後の反応時間のレベルとパターンでは, 両被験児の間に際立った違いがみられない。 (TABLE3, FIG. 1) B. 4回連続の弁別逆転移行学習 (1) 所要試行数を指標として, 連続逆転移行の過程を分析すると, F-L群にかんしては, 精神薄弱児と正常児の所要試行数の推移が類似している。すなわち, 両被験児ともに, 1回目の逆転移行学習の段階で1~2試行の誤りで学習を達成する。一方, S-L群の精神薄弱児は逆転移行が繰り返されるに伴って, 所要試行数が増加する。これに対し, S-L群の正常児は原学習の所要試行数が他のいずれの群より多く, 以後, 2回目の逆転移行学習段階を除いて, 3~5試行の誤りで学習を達成する。 (TABLE 4) (2) さらに, 反応時間を指標として, 連続弁別逆転移行の学習過程が検討された。この結果, 両被験児に共通して認められた点は, 原学習および後学習のいずれの学習段階においても, 学習の初期の反応時間が学習達成時後のそれより長く, 下かつ個人差が大きい, ということである。また, 逆転移行の時点に注目すると, 逆転移行直後の反応時間は逆転移行直前のそれより長く, かつ個人差が大きい。つぎに, 精神薄弱児と正常児の間に顕著な違いがみられるのは, 連続逆転移行過程のうち, 原学習の初期の反応時間である。すなわち, 精神薄弱児の反応時間は正常児のそれに比較してかなり短く, かつ個人差が小さい。(FIG. 2) しかしながら, F-L群, S-L群別に分析した場合の所要試行数と反応時間による結果は複雑で, 今後, この現象の解釈にかんしてはなお検討を要する。

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