首页    期刊浏览 2024年10月07日 星期一
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文章基本信息

  • 标题:既婚女性における依存性
  • 作者:伊藤 裕子 ; 北島 順子
  • 期刊名称:教育心理学研究
  • 印刷版ISSN:0021-5015
  • 电子版ISSN:2186-3075
  • 出版年度:1980
  • 卷号:28
  • 期号:4
  • 页码:319-323
  • DOI:10.5926/jjep1953.28.4_319
  • 出版社:The Japanese Association of Educational Psychology
  • 摘要:

    本研究は, 女性の発達の一過程として既婚女性の依存性の様相を解明し, 高橋 (1968a, 1968b, 1970) の調査した中学生から大学生までの結果との比較により, 青年期以降の依存性の発達的変容を検討した。質問票及び分析法は全て高橋に準じた。被験者は幼児を持つ母親213 名であった。結果は以下のようにまとめられる。 1) 既婚女性では夫を焦点とする単一焦点型が圧倒的に多く, 高橋の指摘する「発達の方向としてのF型化傾向」は既婚女性においても確認された。 2) 中学生から大学生にかけての愛情の対象型の増加傾向は, 既婚女性における大多数の夫への依存で完結される。 3) 既婚女性にとって母親は夫に次いで重要な依存の対象ではあるが, 単一の焦点としてではなく, 心の支えとしての機能を果たす。 4) 依存要求の強度は, 高橋の中学生から大学生までの結果と比べて, 既婚女性の方が弱いということはなかった。 5) 既婚女性では子どもを生きがいとする者が多く, 依存行動のパタンの違いにかかわらず見られる傾向であった。 6) 既婚女性における依存構造のパタンは就業意識とは独立であった。

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