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  • 标题:態度変容に及ぼす態度の方向, 強度及び集団関連度の影響
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  • 作者:原岡 一馬
  • 期刊名称:実験社会心理学研究
  • 印刷版ISSN:0387-7973
  • 电子版ISSN:1348-6276
  • 出版年度:1960
  • 卷号:1
  • 期号:1
  • 页码:23-35
  • DOI:10.11558/jjesp1960.1.23
  • 出版社:The Japanese Group Dynamics Association
  • 摘要:

    これまでの態度変容に関する研究との関連において, 態度変容に及ぼす態度の方向, 強度, 及び集団関連度の影響をみるを目的とした。被験者は中学2年とし, 態度のobjectは「映画」を用いた。分析は 1. 態度の認知的側面と感情的側面 2. 態度変容 3. 集団に対する関連度と態度変容 の3つからなっている。実験結果及び考察を要約すれば次の如くなる。すなわち, 本実験条件下で, (1) 態度の認知的側面と感情的側面とは必ずしも積極的関係にあるとはいい難いものであった。 (2) 態度の方向が極端であればある程, 態度の強度は強くなるという傾向を示した。 (3) 認知的変化量と感情的変化量とは, やや積極的関係があった。 (4) 認知的方向及び感情的方向が極端であればある程, 絶対変化量も大きく, 集団標準への変化量も大であった。 (5) 強度の強弱という要因より, 集団標準からの離りという要因の方が態度変容により大きな影響を与えるものと思われた。 (6) 上のことから, 集団討議という事態では, 各成員の態度が集団標準と喰違っていればいる程, 集団からの圧力が大きく, 従って集団標準に近ずくことが大であろうと解釈された。 (7) 本実験条件下で, 集団への関連度の強弱は態度変容に有意味な要因とはならなかった。 (8) 態度変容を解釈するに当って, 集団に対する関連度及び課題状況の特性を考慮する必要があるように思えた。 (9) 以上のことから, 次のような仮説が考えられた。すなわち, 「態度変容に対する集団関連度の影響は, 集団成員がどんな目的で集団を形成しているかという基本的要因と直接関係のあるobjectを課題とする場合には大きく, 集団形成の基本的要因と無関係な場合には, 集団関連度の強さは態度変容にほとんど影響を与えないであろう。」

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