文章基本信息
- 标题:運動と栄養に関する研究 (第2報)
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- 作者:鈴木 正成 ; 小柳 達男 ; 国里 進三 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1968
- 卷号:21
- 期号:1
- 页码:55-59
- DOI:10.4327/jsnfs1949.21.55
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:白ネズミに1日600~1600mのランニング運動訓練を95日間負荷し, 臓器, 骨格筋, および脂肪組織に及ぼす影響を検討した。 1. 運動訓練で体重増加抑制現象がみられたが, 訓練動物の10~20%に, 対照より体重増加が大きく, 運動能力も高いと思われるものがあらわれた。 2. 臓器の発育は訓練でやや抑えられる傾向がみられたが, 訓練動物のうち体重増加の大きいものでは, 対照より臓器の発育が良好で, 特に副腎の肥大が著しかった。 3. 脂肪組織のうち運動訓練の影響を最も受けるのは皮下脂肪組織で, 組織重量および脂質含量とも著しく減少した。次いで, 肩甲骨間褐色脂肪組織と腎周囲脂肪組織の減少が大であった。副睾丸脂肪組織はあまり影響を受けず, 腸間膜脂肪組織はほとんど変動がみられなかった。体重増加の大きい訓練動物では, 皮下, 副睾丸, および腸間膜脂肪組織重量は対照動物のそれより著しく重く, 腎周囲脂肪組織は対照とほぼ同じで, 肩甲骨間褐色脂肪組織はやや減少した。皮下組織当たりの脂質量は減少した。 4. 各脂肪組織の脂肪酸組成に及ぼす運動訓練の影響は認められなかった。