文章基本信息
- 标题:小児病棟給食調査による新旧蛋白価の比較について
- 本地全文:下载
- 作者:小宮 和彦 ; 鈴木 和子 ; 高津 明男 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1968
- 卷号:21
- 期号:3
- 页码:193-198
- DOI:10.4327/jsnfs1949.21.193
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:東邦大学病院小児病棟給食の献立についてアミノ酸組成について調査を行ない, 新旧の蛋白評価のscoreの比較を行なった。またさらに幼児の一般家庭, 保育所などでの調査成績との比較を行なった。これらのscoreの比較から得た私見を以下に記す。 1) 蛋白の質についての評価法としては, 常識的な値と比較すると, FAO価の方が鶏卵価, 人乳価などよりよく一致する。 2) E/T比とchemical scoreを分ける場合は, 各々の値の比重のとり方が簡単でなく, 一次元の尺度で理解することが容易ではない。 3) 牛乳を多量に用いる乳幼児期の食事の評価にあたっては, 鶏卵価よりも人乳価の方が常識的評価に近い価が得られる。 4) 人乳価ではtryptophanが, また鶏卵価では含硫アミノ酸が制限因子となることが多い。おそらくこの中間のパターンの比較蛋白を用いるのが, より合理的と思われる。 5) 普通の意味での蛋白の質を表現する為の一次元の尺度として, FAO価のようなscoreを求める方法も, 実用的立場からはあってよいと思われる。但し比較蛋白についてはさらに検討が必要である。