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文章基本信息

  • 标题:超音波処理がビタミンC並びにビタミンB1 に及ぼす影響
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  • 作者:松谷 康子 ; 猪俣 節子 ; 伊東 淳子
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1969
  • 卷号:22
  • 期号:1
  • 页码:43-46
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.22.43
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:すでに超音波照射 (20KC) によりビタミンCが若干損失する事を述べたがここでは周波数を異にした際におけるビタミンC, ビタミンB1 などに及ぼす影響について検索した。また周波数20KCにおいてビタミンB1 およびその2, 3の誘導体, 蛤アノイリナーゼ活性などに及ぼす影響についても観察した。なおシステインの共存する場合に於いてはこれらの影響はかなり抑制せられる事を知った。これらの結果を要約すれば次の通りである。 1) すでにL-アスコルビン酸が水溶液並びに燐酸緩衡液に於いて超音波照射 (20KC) により若干の影響を受ける事を報告したが, 本報では周波数 (50KC) 付近に於いてわずかに, 400KC付近においてはかなりの影響を受けこれらは溶液のpHが大なる程著しい事が判った。 2) B1 -HClは水溶液並びに燐酸緩衡液溶液 (pH4.5, 6.8, 7.4) において超音波照射 (周波数20~28, 400~800KC付近) によりかなりの影響がみられるが, 50, 1, 200, 2, 000KCにおいてはほとんど影響がないように思われた。なおB1 -HClの酢酸塩緩衡溶液 (pH4.5) おいては燐酸塩緩衡溶液および水溶液の場合に比して超に音波照射の影響はわずかにすぎない。 3) 周波数20KCにて60分間にわたって超音波照射を行なったB1 -HCl, B1 -NDS, DBT, B1 -ピロ燐酸エステルなどのB1 誘導体は超音波照射によりいずれも若干損失する事が判った。 4) パセリ中のビタミンC, 大豆および米糠中のビタミンB1 など組織中のビタミンは超音波照射の影響は極めて僅少である。 5) 蛤内臓抽出液は超音波照射 (20KC) によりアノイリナーゼ活性を減少した。 6) L-システインの存在は超音波照射時におけるビタミンCおよびB1 などの損失をかなり抑制する。
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