文章基本信息
- 标题:ムチンの栄養学的研究 (第4報)
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- 作者:長沢 太郎 ; 清沢 功 ; 饒村 護 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1969
- 卷号:22
- 期号:6
- 页码:414-419
- DOI:10.4327/jsnfs1949.22.414
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:MucinのAsA酸化抑制作用をCh-Sと比較して検討した。その際得られた結果は次の通りである。 1) 0.1Mリン酸塩緩衝液 (pH7.4) 100ml当りAsA 12mgを溶解し, 37℃においてCh-Sは0.05%以上, Mucinは0.01%以上を添加した場合強いAsA酸化抑制作用がみられ, Mucinの効果の方が大であった。 2) pH 6.4においても両者ともほぼ同程度のAsA酸化抑制作用がみられた。 3) pH 8.6では両者ともAsA酸化抑制作用は認められず, 逆に高濃度では酸化が促進され, 特にMucinにおいて顕著であった。 4) pH 7.4において反応系に酸化触媒物質である鉄イオンあるいは銅イオンを添加した場合, AsAの酸化分解は抑制された。この際もMucinの効果が明らかにすぐれていた。 5) Ch-Sに鉄イオン, または銅イオンを飽和するとAsA酸化抑制効果は梢失した。 6) 60℃においてpH 6.4では弱い酸化抑制作用が認められたがpH 7.4では無効であった。 7) 80℃ではpH 6.4でMucinおよびCh-Sの高濃度 (0.1~1.0%) において加熱2時間まで弱い効果がみられた。pH 7.4においても同様でありCh-Sの効果の方が大であった。 8) MucinおよびCh-Sの構成因子の中でd-グルクロン酸および硫酸に弱いAsA酸化抑制作用が認められた。