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  • 标题:ラット肝臓ミトコンドリアのリン脂質および膜機能に及ぼす食餌脂肪の影響
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  • 作者:山本 以和彦 ; 門田 明彦 ; 佐藤 義親
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1969
  • 卷号:22
  • 期号:9
  • 页码:649-654
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.22.649
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:肝臓ミトコンドリアの構造と機能に及ぼす食餌脂肪の影響に関し, 必須脂肪酸の含量はほぼ等しいがグリセリド構造を異にする大豆油およびラードを調製し, 5%の濃度で離乳ラットに投与した。さらにこれらにコレステロール (1%) を添加した区を設けた。6および13週間飼育後, 肝臓ミトコンドリアの膜の性質および脂質成分をしらべた。 6, 13週ともにコレステロール無添加の場合には大豆油区とラード区でswellingに差はなかった。コレステロールを添加すると一般に無添加に比べswellingの速度および程度が低くなる傾向が認められた。この場合6週飼育ではラードは大豆油に比べその傾向が顕著であった。 リン脂質の脂肪酸組成は大豆油区とラード区で6週では大差はなかったが, 13週では前者はパルミチン酸が多く, アラキドン酸が少なかった。コレステロールを添加しても両油脂間で脂肪酸組成に著しい差はないが, 無添加区に比べパルミチン酸, ステアリン酸, アラキドン酸が減少し, リノール酸が増加した。 13週間飼育した場合リン脂質およびコレステロール濃度はラード区と大豆油区間で差はなかった。コレステロールの添加によりコレステロール濃度が増加したが, この場合にも両油脂間で大差はなかった。 以上の結果は食餌脂肪のグリセリド構造が, 特にコレステロールを同時摂取した場合には, 肝臓ミトコンドリアのリン脂質の組成 (あるいは恐らくはその構造) に影響を及ぼし, ひいてはミトコンドリアの膜機能に変化を惹起することを示唆する。
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