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  • 标题:食品中のコレステロールの研究
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  • 作者:古賀 ゆう子
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1970
  • 卷号:23
  • 期号:6
  • 页码:412-421
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.23.412
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:従来, 動脈硬化に関してたん白質は糖質や脂質ほど支配的ではないと言う見解が多かったが, 近年, 動物性たん白との関連も臨床的に注目されつつある。一方, 1969年栄養審議会は前記の通り, 総たん白中動物性たん白40%以上を推奨しており, ここに動物性たん白とコレステロールについて高い関心が寄せられる。 動脈硬化に対してコレステロール量はより少なく, ある程度のたん白質も含む食品が望まれるわけで, 前報の食品中の総コレステロール量にひき続き, C. C. P. I. を算出し, 次のような結果を得た。 (1) 196試料中, 卵白 (AおよびB), マガツオ (普, 4および6), マサバ (普, 8および11), カレイ (普および皮, 8), ホウボウ (普, 5), マエソ (普, 6), マアナゴ (普, 8), マアジ (普, 9), 鶏 (腿肉の肉部および胸肉), 鯨 (赤肉および尾肉), 羊 (ヒレ) などは極めて低いC. C. P. I. を示した。また高い値を示すものにはアラ (卵, 12), アサリ (肉+内, 12), 鶏卵 (全卵AおよびB), 生ウニ (6), 豚 (ロース), マアナゴ (皮, 8) があり, 魚類内臓部およびバター類を除いて最高は卵黄 (AおよびB) であった。 (2) 食品類別的には, 概して魚類普通肉部, 甲殻類, 魚類血合肉部, チーズ類, 頭皮類, しらこ, 魚卵, 貝類, 鶏卵 (全卵), 獣鳥鯨肉類, 魚類皮部, 魚類内臓部, バター類とC. C. P. I. は順次上昇した。 (3) 魚肉の部位については, 一般に血合肉部の係数の方が高かったが, 中にはブリ (12), 生サケ (8), マウナギ (7), キダイ (1), トラフグ (12) などの普通肉部でも係数が400を越えるものもあった。また青魚の普通肉部には, 白身魚の普通肉部の値より低いものも若干認められた。 他方, 青魚に関して普通肉部および血合肉部の両部位におけるたん白含量を, 同一魚体において比較すると, 12例中6例は血合肉部の含量の方が低かった。 (4) 魚肉の季節に関しては, 総コレステロール量におけるほど明らかな傾向を認めることはできなかった。 (5) 総体的に魚卵, 貝類, 鶏卵などの多量摂取は好ましくないと思われた。 獣鳥鯨肉類の中には魚類普通肉部より低い値を示すものもあり, 種類とその部位の選択が必要である。
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