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  • 标题:失語症例における言語音の識別能力について : 合成言語音を用いた検討
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  • 作者:阿部 晶子 ; 遠藤 邦彦 ; 平林 順子
  • 期刊名称:高次脳機能研究
  • 印刷版ISSN:1348-4818
  • 电子版ISSN:1880-6554
  • 出版年度:2002
  • 卷号:22
  • 期号:4
  • 页码:316-326
  • DOI:10.2496/apr.22.316
  • 出版社:Japan Society for Higher Brain Dysfunction ( Founded as Japanese Society of Aphasiology in 1977 )
  • 摘要:

    本研究は,失語症例の言語音の識別能力の低下が,どうして起こっているのかを明らかにすることを目的とした。対象は,左半球損傷の失語症8例と健常者15名であった。検査刺激には,フォルマントの遷移部 (子音・母音移行部) の持続時間を一定間隔で変化させて作成した,/ba/から /wa/にいたる 10種類の合成言語音を用いた。その結果,失語症例の多くは,右耳で合成言語音を聞いた場合,遷移部の持続時間の変化を,/ba/から /wa/への変化として認識することが困難であることが示された。すなわち,失語症例では,構音方法 (破裂音か,わたり音か) の識別能力が低下していることが明らかになった。失語症例の,右耳での言語音の識別能力の低下をもたらす要因のひとつは,音の分離能力の障害である可能性が示唆された。それと同時に,音韻記憶にもとづいたカテゴリー分類能力の障害も関与している可能性が推察された。

  • 关键词:失語症; 構音方法; 言語音の識別; 音響特徴; 合成言語音
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