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  • 标题:両側視床梗塞により出現した記憶障害
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  • 作者:大平 芳則 ; 鶴岡 はつ ; 佐々木 修
  • 期刊名称:高次脳機能研究
  • 印刷版ISSN:1348-4818
  • 电子版ISSN:1880-6554
  • 出版年度:1989
  • 卷号:9
  • 期号:3
  • 页码:199-204
  • DOI:10.2496/apr.9.199
  • 出版社:Japan Society for Higher Brain Dysfunction ( Founded as Japanese Society of Aphasiology in 1977 )
  • 摘要:

        CT上両側視床 DM 核及びその近傍の TPA 領域の梗塞と考えられる,両側性視床梗塞により出現した健忘症候群の1例を報告した.症例は63歳の男性で,意識障害で発症したが意識は急速に改善した.     発症より11か月後,高度の前向性健忘,15年以上に渡る逆向性健忘,病識の欠如,時間的見当識障害がなお残存している.即時記銘は良好であるが干渉が入ると再生,再認とも著しく困難となり, また, 明らかな初頭効果と親近効果が認められた.しかし,前頭葉症状や失語症,如能低下はみられなかった.また, 作話的反応はごく軽度で典型的な Korsakow 症候群とは異なると考えられた.     以上のような記憶障害を中心とした症状の発現は,両側視床の DM 核及びその周囲の限られた病巣のためと考えた.

  • 关键词:前向性健忘; 逆向性健忘; 病識の欠如
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