英国の医師にとって開発途上国で医療活動に従事する際に生じる様々な問題は、帰国後の就職の問題、家族の問題、国際医療協力分野のキャリアパス構造の欠如など、日本と同じ問題を孕んでいる。しかし、求人情報の整備は日本より遙かに進んでいる。最近、英国保健省が国際医療協力の情報整備を行っており、政府の主導的な動きがあることから、将来には状況が改善されるかも知れない。