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  • 标题:東北タイにおける、出産にまつわる食禁忌とユーファイ
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  • 作者:野村 真利香 ; 高橋 謙造 ; チェッダブット ワラポン
  • 期刊名称:国際保健医療
  • 印刷版ISSN:0917-6543
  • 出版年度:2007
  • 卷号:22
  • 期号:1
  • 页码:27-34
  • DOI:10.11197/jaih.22.27
  • 出版社:JAPAN ASSOCIATION FOR INTERNATIONAL HEALTH
  • 摘要:

    目的 東南アジア各地で受け継がれている出産にまつわる伝統習慣の「ユーファイ( Yu fai )」は、出産前後の行動禁忌と、産後の居火で構成される。これらはさまざまな理由付けの下で現在も伝承されているが、詳細は明らかでない部分も多い。そこで伝統習慣行動としてのユーファイの概要と、出産にまつわる食禁忌を明らかにすることを目的とした。 方法 タイ東北部の2村において、0歳から6歳までの乳幼児をもつ母親を対象に、タイ東北部のタイ人の通訳を通じ半構造式インタビューを実施した。質問内容はユーファイ経験の有無、ユーファイを行った場合の内容、妊娠期と産褥期の食禁忌、ユーファイ実施の有無による体の変化などとである。内容は調査者が記録すると同時に音声録音し、記録内容と照合した上で分析・検討した。 結果 インタビュー対象者10名のうち、7名がユーファイを経験していた。対象地域では火がそばに置かれた台の上に横たわる。ユーファイの目的は「産後の体を回復するための行動」であり、ユーファイを行わなかった者からは、「ユーファイをしなかったのでめまいが続く」などの意見が聞かれた。ユーファイ期の食禁忌を「カラム」と呼び、妊娠期と産褥期別に禁忌食材と推奨食材があった。 結論 ユーファイでは居火と共に食禁忌を含む行動禁忌が行われる。目的は、(1)出産時の体の変化をもとに戻すため、(2)母乳分泌や次回出産のため、(3)母親自身の長生きを願うため、の3つに分けられた。ユーファイの実施は、出産後から高齢期までの健康観や健康状態を左右すると信じられていた。食禁忌(カラム)は妊娠期と産褥期に分かれ、禁忌の食物ごとに食物の形状やにおい・くせに由来した理由付けがみられた。現在は、都市化や情報の流通と共に、出産におけるユーファイの現状は変化の段階にあると考えられた。

  • 关键词:ユーファイ; 食禁忌; 出産; タイ
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