平成25年3月2日(土)、大阪府堺市にある大阪府立大学中百舌鳥キャンパスにおいて第31回日本国際保健医療学会西日本地方会が開催され、参加者が230名(一般:130名、学生:100名)と盛会のうちに終了した。 大会のテーマを、「現場の学知を世界の健康に ─伝えよう、深めよう、その学び─」とし、国内外での「現場」における研究成果や国際保健活動を「伝える」ことの重要性をここに強調したいと思いこのようなテーマとした。そのため、大会が研究成果の発表のみならず、多くの参加者の国内外での活動における学びを共有し、相互にその学びを深める場になり、「学会」とは言え堅苦しい雰囲気でなく、気楽な交流の場ともなった。また、一般演題数が44題と近年の地方会の中ではかなり多く、さらには基調講演、シンポジウム、セミナー、学生部会主催西日本地方会ユースフォーラムなどを通じて有意義な地方会になったと確信している。