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  • 标题:2015年以降の開発アジェンダ(ポストMDGs)の現況アップデート(2013年9月)
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  • 作者:池上 清子
  • 期刊名称:国際保健医療
  • 印刷版ISSN:0917-6543
  • 出版年度:2013
  • 卷号:28
  • 期号:4
  • 页码:349-357
  • DOI:10.11197/jaih.28.349
  • 出版社:JAPAN ASSOCIATION FOR INTERNATIONAL HEALTH
  • 摘要:

    背景 2000年9月の「ミレニアム宣言」を受けて、「ミレニアム開発目標(MDGs)」(以下MDGs)が国際社会における開発分野の最大枠組みとして各国で実施されてきた。2005年、2010年と5年毎の見直しを経て、2013年9月には「MDGs特別イベント」が国連で開催された。このイベントでは「開発」「環境」を重視する国連加盟国の発言が多く、「2015年以降の開発枠組み」を考える上で、大きな転換期を迎えていることを示した。 しかしながら、2013年の現段階では、「リオ+20」で提示された「持続可能な開発(SDGs)」が目指す環境を中心に据えた開発アプローチと、「ミレニアム開発目標(MDGs)」のように社会開発に主眼を置くアプローチとが並立した状態であることが明らかになった。これをどのように統合(merge)していくのかという大きな課題を抱えたことになる。国際社会がMDGsとSDGsという重要なアプローチを並立させただけの状態ではなく、一つの開発枠組み(one framework)にどのように昇華させていくかが問われている。 目的 目的は以下の2点を明らかにすることである。 ① 現時点までに「一つの開発枠組み」に関して国際社会に共通認識があるとすれば、それは何か。それらを踏まえた上で、MDGsとSDGsの接点はあるのか。 ② 「一つの開発枠組み」として含まれるべきアジェンダは何か。 方法 In-depth Interview形式をとり、MDGsやSDGsを直接担当する国連職員及び環境NGOの職員に対して、上記目的の2点について、自由に質問に答えていただいた。調査1)は2013年9月3日から5日の3日間、ニューヨークで実施した。インタビュー対象者2)は在京の国連機関を通して紹介された本部の担当・責任者4名と環境NGOの1団体である。 結果 ① MDGsとSDGsとの関連性については、共通認識として重要であることは一致しているが、まだ議論の途中であるため、具体的な方向性や接点に関する意見やコメントは少なかった。その中で、経済・社会・環境の領域が接点となり得ることが指摘された。 ② 国連全体として1つのポジションをとることが重要であり、各国連機関がそれぞれ異なるポジションをとることはないとの指摘があった。この指摘を前提とした上で、共通項として挙げられたのは、MDGsの未達成の課題(unfinished agenda)とジェンダーの2点であった。 結論 i) 2015年秋の国連サミットまで継続的なフォローアップの必要性(特にSDGsのOWGの動きと方向性) ii) 2015年以降の「一つの枠組み」に向けてと一つの国連 iii)特筆すべき提案(指標、政治的な宣言など) などが導かれた。

  • 关键词:ミレニアム開発目標(MDGs); 持続可能な開発(SDGs); 一つの開発枠組み; 未達成な課題; ジェンダー
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