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  • 标题:二者間コミュニケーションにおける単独発言におよぼす不安性の効果
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  • 作者:大坊 郁夫 ; 杉山 善朗
  • 期刊名称:実験社会心理学研究
  • 印刷版ISSN:0387-7973
  • 电子版ISSN:1348-6276
  • 出版年度:1974
  • 卷号:14
  • 期号:1
  • 页码:1-14
  • DOI:10.2130/jjesp.14.1
  • 出版社:The Japanese Group Dynamics Association
  • 摘要:

    二者討論における個体レベルの言語活動性と個体の不安水準との関連を把握することを目的として, 次の実験を行なった. 高 (H), 中 (M), 低 (L) 各不安水準の女子学生36名を被験者とし, H-M, M-M, L-Mの対それぞれ6組を構成し, 非対面状況での言語的相互作用過程の分析を試みた. 用いた指標は, 単独発言, 同時沈黙後の単独発言, 同時発言後の単独発言, 単独発言後の同時発言の4種であった. 得られた主な結果は次の通りである. 1. 各不安水準間の比較では, Hがもっとも発言強度が大きく, セッションの進行とともに, その増大傾向が明らかであった. Mは発言回数は最大であったが, 発言強度は初期値レベルを保持し, 変動は少なかった. LはMの特徴と近似するが, 受動的侵入率は高い. 各群内では, H>M, M>Lの関係が, 多くの指標について見られた. 2. Mの比較では, 単独発言時間は, M (L) >M (H) >M (M) となり, 発言頻度はM (M) が最多であった. 発言の持続性, ないし受動的侵入ではM (L) の活動性が最大であった. 3. 面識の有無のもたらす効果をみると, おおむね非面識群で言語活動性の増大が顕著にみとめられたが, とりわけL-M群において, この傾向が明らかであり, 他方M (M) では, 不明確であった. 4. 単独発言時間の分布では, 1秒以下の短時間発言が全体の40~50%を超え, 対数関数的な分布型を示していた. 以上の結果に対して, 不安の動因仮説, 他者認知における類似性-牽引性, 不均衡仮説などとの関連で考察を試みた.

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