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文章基本信息

  • 标题:説得の失敗の後に起ること ブーメラン効果の研究 (II)
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  • 作者:白井 泰子
  • 期刊名称:実験社会心理学研究
  • 印刷版ISSN:0387-7973
  • 电子版ISSN:1348-6276
  • 出版年度:1974
  • 卷号:14
  • 期号:2
  • 页码:95-104
  • DOI:10.2130/jjesp.14.95
  • 出版社:The Japanese Group Dynamics Association
  • 摘要:

    本研究は, 相互影響的な場面におけるブーメラン効果の生起に及ぼす3つの要因, すなわちinvovment×com-mitment×discrepancyの影響の検討を目的としており, 先の報告 (沼上, 1972) に準じて実験計画が組まれている. 被験者は男女大学生58名で, “大学生活におけるサークル活動の意義” という問題についておのおの立場を異にする者同志を2人1組としたbefore-after形式の説得実験である. 相互影響的な事態の中で立場を異にする相手を説得せんとした場合には, 意図に反して相手からネガティプな反応がフィードバックされると以下のごとき様態でブーメラン効果が惹起されることが見いだされた. すなわち, 自我関与度およびコミットメントの度合の低い場合の方が, より大きなブーメラン効果が示されており, 一方自我関与の度合が高い場合は, 意見の食い違いの溝が小さければコミットメントの度合の如何に拘らず, 相手の見解の方に向って移動する (the changetoward partner) という現象が現われている. また, 各条件ともdiscrepancy-sizeが増大するほど, ブーメラン効果も大きくなっていた. 以上の結果から, discrepancyとブーメラン効果との間には正の相関関係が存在し, involvementおよびcom-mitmentの2つの要因は, これとは正反対の関連控を有していることが示唆された.

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