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  • 标题:じん肺のCT像
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  • 作者:張 幸 ; 日下 幸則 ; 石井 靖
  • 期刊名称:Journal of Occupational Health
  • 印刷版ISSN:1341-9145
  • 电子版ISSN:1348-9585
  • 出版年度:1995
  • 卷号:37
  • 期号:5
  • 页码:321-328
  • DOI:10.1539/sangyoeisei.37.5_321
  • 出版社:Japan Society for Occupational Health
  • 摘要:

    じん肺の評価に於けるCTおよびHRCTの有用性について総説した.じん肺を通常CTで検査する時,他のびまん性肺疾患と同じように,肺尖から横隔膜までスライス厚10 mm,間隔10 mmでスキャンをする. HRCTを行なう場合は,スライス厚は1.2-3.0 mmで,上肺野では大動脈弓部,中肺野では気管分岐部,下肺野では右横隔膜上2 cmの所でスライスして撮影をする.けい肺および炭坑夫肺のCT検査の体位は仰臥位で行うが,石綿肺に対して,仰臥位と腹臥位両方で検査する.けい肺では, CTは胸部単純写真より粒状影の融合像,あるいは胸部単純写真で見づらい早期の大陰影の描出に優れている. HRCTの所見と病理組織学の変化は,特に肺二次小葉レベルでよく相関する. HRCTにより,けい肺の粒状影は肺二次小葉の中心部に位置することがわかる.また,軽度の肺気腫変化を認めることができる.炭坑夫肺では,胸膜下,あるいは葉間胸膜の直下の部分にある粒状影を検出するのにHRCTが有用である.石綿肺では,胸部単純写真よりCTの方がより鋭敏に胸膜プラークを描出する.また, HRCTは胸膜下の短い線状陰影,実質内の帯状陰影,胸膜直下の曲線状陰影など早期肺実質の線維化を検出するのに特に有用である. HRCTという方法は優れているが, X線被曝の量,高費用と診断の特異性などについては,今後討論の課題である.本総説で各種じん肺のCT検査の適応についても考察し,提案も行なった.

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