KozenとSmithは,有限集合B,Σの対が自由生成するテスト付クリーニ代数を構成する方法を与えた.われわれは,有限性の仮定をはずし,任意の集合の対B,Σについて,それらが自由生成するテスト付きクリーニ代数の存在を示した.さらに,KozenとSmithが要素を明示することによって構成したテスト付きクリーニ代数が,クリーニ代数や羃等半環,ブール代数に加えて単位クォンテールなどの圏の間の随伴函手や単位クォンテールの直和構成を用いて得られることを明らかにする.