本稿では,オブジェクト指向プログラムのソースコードを,クラス間の継承関係や参照関係,および生成関係について静的に解析し,独立して再利用可能なクラス群を特定し,単体で生成可能なコンポーネントにまとめる手法を提案する.同時にプログラム中で,抽出するコンポーネントに対応するクラス群を利用している部分を修正して,抽出するコンポーネントを生成し利用する例を得る手法を提案する.