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  • 标题:虚血性心疾患の危険因子とSubendocardial Viability Ratio(心内膜下生存率)との比較検討
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  • 作者:斉藤 政彦 ; 糟谷 歩
  • 期刊名称:産業衛生学雑誌
  • 印刷版ISSN:1341-0725
  • 电子版ISSN:1349-533X
  • 出版年度:2003
  • 卷号:45
  • 期号:3
  • 页码:114-119
  • DOI:10.1539/sangyoeisei.45.114
  • 出版社:Japan Society for Occupational Health
  • 摘要:

    虚血性心疾患は日本人労働者における突然死の最多原因の一つである. 高脂血症, 高血圧, 高血糖, 肥満や喫煙習慣などは虚血性心疾患の危険因子とされている. 一般に心筋の中でも心内膜下は心外膜下に比較して虚血が起こりやすいとされている. Buckbergは大動脈起始部脈波における収縮期と拡張期の面積比%(拡張期面積:TTI÷収縮期面積:SPTI×100)が心内膜下の心筋血流量と強い相関を示すことを実験的に確かめ, 心内膜下生存率:Subendocardial Viability Ratio : SEVR(TTI/SPTI)として報告した. 我々は某鉄鋼関連企業男性従業員178名を対象に, SphygmoCor(AtCorメディカル社製)を使用してSEVRを求め, 喫煙 · 飲酒習慣や健康診断結果との比較検討を行った. その結果, 喫煙者, 肥満者, 脈拍の速い者, 血中脂質異常者, 空腹時血糖値異常者では有意にSEVRが低かった. またSEVR 140%以上の正常群(120例)と140%未満の低下群(58例)とに分けて検討したところ, 低下群では年齢が有意に高く, BMI, 脈拍が速く, 総コレステロール, 中性脂肪, 血糖値は有意に高く, またHDLコレステロールは有意に低かった. さらにSEVR低下群では正常群に比較して, 高脂血症や高血糖症例が有意に多かった. 重回帰分析の結果, 脈拍と年齢が有意な独立予測因子であった. SEVRは無侵襲で短時間に測定でき, 虚血性心疾患の危険因子と相関し, 動脈硬化に伴う心筋虚血の一指標として, また健康診断結果に基づく保健指導において有用であると考えられた.

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