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文章基本信息

  • 标题:事業場における心の健康づくりの実施状況チェックリストの開発
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  • 作者:川上 憲人 ; 堤 明純 ; 小林 由佳
  • 期刊名称:産業衛生学雑誌
  • 印刷版ISSN:1341-0725
  • 电子版ISSN:1349-533X
  • 出版年度:2005
  • 卷号:47
  • 期号:1
  • 页码:11-32
  • DOI:10.1539/sangyoeisei.47.11
  • 出版社:Japan Society for Occupational Health
  • 摘要:

    事業場における心の健康づくりの実施状況チェックリストの開発:川上憲人ほか.岡山大学大学院医歯学総合研究科―事業場における心の健康づくりの実施状況を事業場担当者が自己評価することのできる「事業場における心の健康づくりの実施状況チェックリスト」を新たに開発し,従業員50人規模以上事業場を対象としてその信頼性,妥当性を検討するとともにその評価基準を作成した.「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」および文献レビューに基づいて事業場における心の健康づくりの実施項目を7領域合計33項目設定し,それぞれについて4段階で回答選択肢を作成した.職場のメンタルヘルスの専門家である日本産業衛生学会産業精神衛生研究会の世話人60人を対象とした質問票調査を実施してチェックリストに対する自由意見および事業場として最低限度実施すべき活動の水準を項目ごとにたずね,30人(50%)から回答を得た.専門家から事業場として最低限実施すべきまた全国の労災保険対象事業場から無作為に抽出された1,335の事業場の人事・労務担当者に対して質問票調査を行い,412事業場の担当者から回答を得た(回収率31.5%).うち従業員50名以上の332事業場からの回答を解析した.専門家に対する意見調査の結果に基づき1項目(THP)を削除し,最終的に項目数を32に減らし,これらを7つの領域得点によって評価することとした.事業場調査データから,これらの領域得点の内的整合性による信頼性係数は十分に高く,また領域区分は探索的因子分析の結果ともよく一致していた.専門家の意見から,本チェックリストの7領域および合計点数に対して評価基準(「問題あり」,「最低限度」,「良好」)を作成した.この評価基準に対して49事業場に対して意見聴取したところ,66%が「自分の認識と一致している」,95%が「心の健康づくりに役立つ」と回答した.本研究により本チェックリストおよびその評価基準が作成され,またチェックリストの信頼性(内的整合性による信頼性),内容的および構成概念妥当性(専門家の意見,探索的因子分析との一致,評価結果に対する事業場担当者の認識との一致)が検証された.本チェックリストは事業場における心の健康づくりの推進に活用できると思われる.(産衛誌2005; 47: 11-32)

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