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文章基本信息

  • 标题:産業現場におけるストレスに対するセルフケア ―産業医による取り組み実態のアンケート調査結果―
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  • 作者:石川 浩二 ; 斉藤 政彦
  • 期刊名称:産業衛生学雑誌
  • 印刷版ISSN:1341-0725
  • 电子版ISSN:1349-533X
  • 出版年度:2008
  • 卷号:50
  • 期号:1
  • 页码:4-10
  • DOI:10.1539/sangyoeisei.50.4
  • 出版社:Japan Society for Occupational Health
  • 摘要:

    産業現場におけるストレスに対するセルフケア―産業医による取り組み実態のアンケート調査結果―:石川浩二ほか.三菱重工業(株)岩塚健康管理科― メンタルへルス対策におけるセルフケアに関するアンケート調査を,産業医を対象に実施した.678名へ送付し,320名から回答が得られ(回収率47.5%),そのうち専属産業医は229名(71.6%)であった.セルフケアを重要と考えて積極的に取り組んでいるという回答が45%ともっとも多かった一方で,良い方法がない,他の対策で手一杯という回答もほぼ同程度あった.専属産業医とそれ以外(嘱託産業医等)で比較したところ,専属産業医のほうが積極的に取り組んでおり,嘱託産業医等では,他の対策で手一杯で取り組む余裕がないという回答が多かった.精神科・心療内科の専門性別で検討したところ,専門性があるほどセルフケアに対して積極的に取り組んでいた.実際に用いている方法としては,集団教育,個別面談による指導,ストレス調査が多く,自律訓練法や交流分析などの心理学的手法を職場で実施したことのある産業医は,それぞれ17.8%と14.8%と少数であった.専属・嘱託別および専門性別で検討したが,両手法とも,専属の方が,また専門性のある産業医の方が,実践している割合は高かった.セルフケアは,職場のメンタルヘルス対策として積極的に取り組む必要性が認識されているものの,手法の信頼性,有効性など,今後,検討・研究を進める必要があると思われた.また自律訓練法,交流分析などの心理学的手法は,その有用性の啓発と,職場で効率的な実践方法の検討などが今後の課題と考えられた.

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