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  • 标题:作業中の休憩時間の設定による身体的作業負荷パターンの違いが心拍数の回復に及ぼす影響について
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  • 作者:角谷 学 ; 泉 博之 ; 窪田 誠
  • 期刊名称:産業衛生学雑誌
  • 印刷版ISSN:1341-0725
  • 电子版ISSN:1349-533X
  • 出版年度:2010
  • 卷号:52
  • 期号:1
  • 页码:12
  • DOI:10.1539/sangyoeisei.B9011
  • 出版社:Japan Society for Occupational Health
  • 摘要:

    作業中の休憩時間の設定による身体的作業負荷パターンの違いが心拍数の回復に及ぼす影響について:角谷 学ほか.産業医科大学産業生態科学研究所人間工学研究室 ―作業の継続による疲労の蓄積を予防するためには,作業中に適切な休憩を設定し,一連続作業時間と休憩の配分を適正化することによって作業後の速やかな生体負担の回復を促すことが有効である.しかしながら,この作業中の休憩配分による生体負担回復効果について,作業の身体活動負荷強度および作業者の体力の個人差の影響を併せた検討はほとんどなされていない.そこで本研究では,10名の健常男性(平均年齢22.3±1.7歳)を対象とし,自転車エルゴメーターを用いて50 W及び100 Wの2段階の身体活動強度を設定し,身体活動後の心拍数の回復に及ぼす活動強度および作業負荷パターンの影響について検討した.また,対象者個人の体力(VO2max)の影響についても検討を行った.負荷パターンに関しては,作業中の休憩配分の違いにより①無休憩型,②大休憩1回型,③小休憩頻回型の3つの身体的作業負荷パターンを設定した.その結果,50 Wの負荷において小休憩頻回型が他の負荷パターンに比べて安静時心拍数の水準への早期回復が認められた.一方,100Wの負荷では全ての負荷パターンにおいて安静時心拍数の水準への30分以内の回復は認められなかった.さらに個人の体力を考慮すると,小休憩頻回型は低体力群(平均VO2max:42.2±3.7 m l /kg/min)における50Wの負荷および高体力群(平均VO2max:54.5±4.1m l /kg/min)における100 Wの負荷で早期回復に対する効果が認められた.また30分間の心拍数回復過程において,作業による身体活動負荷強度および負荷パターン,個人の体力の違いが心拍数上昇率に与える影響について調べるため,二元配置分散分析を用いて検討を行った.その結果,身体活動負荷強度と心拍数上昇率との間に強い関係が認められた.負荷パターンに関しては,高体力群の100Wの負荷強度において小休憩頻回型と心拍数上昇率との間に関係が認められた.負荷パターンによる負担軽減効果は身体活動負荷量と個人の体力との相互関係によって現れ方が異なっていた.今後の産業保健活動においては,人間工学的視点から,まず作業による身体活動負荷強度を評価し,作業者個人の体力と負荷強度に応じた適正な休憩時間配分を行うことで生体負担の早期回復を目指す作業管理を行っていくことが大切である. (産衛誌2010; 52: 12-20)

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