PCR法を用いて1998年10月から1999年8月にかけて入手したダイズ26検体及び豆腐66検体よりグリホサート耐性遺伝子 (GTG) の検知を行った. ダイズでは米国産の2検体よりGTGが検知された. GTGが検知されたダイズ2検体については遺伝子組換えダイズの混入比率を調べた. その結果, IOMダイズでは20粒中9粒 (45%) から, ラウンドアップ・レディ・ダイズでは20粒中20粒 (100%) からGTGが検知された. 豆腐では絹ごし豆腐からは19検体中2検体から, 木綿豆腐では23検体中6検体から, 充てん豆腐では12検体中6検体から, それぞれGTGが検知された.