1999年度の製品検査の食用青色1号アルミニウムレーキ8検体中1件がろ紙クロマトグラフィーにより主色素以外の紫色のスポットを認め,不適と判定された.その起源を明らかにするために不適検体から紫色付随色素Sub-Vを単離した.NMR, MS 分析及びイオンクロマトグラフィーの結果,Sub-Vの構造を2-[[4-[ N -エチル- N -(3-スルホフェニルメチル)アミノ]フェニル][4-ハイドロキシフェニル]メチリオ]ベンゼンスルホン酸と決定した.また,HPLCによって測定した不適検体中の主色素( m, m 体)に対するSub-Vの相対含量は 39.5% であり,他の合格検体は 1.1~3.6% であった.