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  • 标题:瀬戸内海南東部海域での有毒渦鞭毛藻 Alexandrium tamiyavanichii による二枚貝の最初のPSP毒化
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  • 作者:橋本 多美子 ; 松岡 聡 ; 吉松 定昭
  • 期刊名称:食品衛生学雑誌
  • 印刷版ISSN:0015-6426
  • 电子版ISSN:1882-1006
  • 出版年度:2002
  • 卷号:43
  • 期号:1
  • 页码:1-5
  • DOI:10.3358/shokueishi.43.1
  • 出版社:The Food Hygienic Society of Japan
  • 摘要:

    1999年12月初旬,瀬戸内海南東部海域において Alexandrium tamiyavanichii が発生し,養殖アカガイ,天然ムラサキイガイが麻痺性貝毒(PSP)で毒化した. A. tamiyavanichii は,Gonyautoxin (GTX)-2, GTX3とGTX4を 83 mol% 含有していた.毒化した養殖アカガイは,GTX2, GTX3を主成分とし,2か月間の出荷規制の後半にGTX3の減少に伴いSTX含量が上昇した.可食部の毒量変化を臓器別に調べたところ,鰓でのPSPの減少が著しかった.一方,ムラサキイガイのPSP毒組成は, A. tamiyavanichii の毒組成に類似していた.ムラサキイガイのPSP解毒代謝速度は,アカガイより速く,1週間で規制値を下回り,中腸腺以外の内臓器官での減毒が速やかに進行した.

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