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  • 标题:ポリ塩化ビニル製品から人工唾液へのフタル酸ジエステルの簡易溶出試験法
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  • 作者:新野 竜大 ; 朝倉 敬行 ; 石橋 亨
  • 期刊名称:食品衛生学雑誌
  • 印刷版ISSN:0015-6426
  • 电子版ISSN:1882-1006
  • 出版年度:2003
  • 卷号:44
  • 期号:1
  • 页码:13-18
  • DOI:10.3358/shokueishi.44.13
  • 出版社:The Food Hygienic Society of Japan
  • 摘要:

    回転振とう溶出機を用いたポリ塩化ビニル(PVC)製品から人工唾液へのフタル酸ジエステル(PAE)の簡易溶出試験を行った.PVC製品の試験片(表面積 15 cm2)と人工唾液(30 mL, pH 7 および 35℃)を 50 mL 容の蓋付ガラス管に加え,回転振とう溶出機で 300 rpm, 15分間振とうし,人工唾液に溶出したPAE量をUV検出器付HPLCにて測定した.フタル酸ジイソノニル(DINP), フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)(DEHP)およびフタル酸ジ n -ブチル(DBP)をそれぞれ約 45% 含むよう作製したPVCプレートからのそれぞれのPAE溶出量はほぼ同等であった.しかしながら,それらの化合物をそれぞれ約 13% 含むよう作製したPVCプレートでは,DBP溶出量がDEHPまたはDINPの2倍であった.さらに,15分間の回転振とう溶出によるPAEの in vitro 溶出量は,60分間のヒトのチューイングによる in vivo 溶出量と同等であった.本法を市販品の11玩具に応用したところ,PAEの溶出量は 15.6~85.2 μg/cm2/hrであり,相対標準偏差は 3~12% であった.

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