ローヤルゼリー中のストレプトマイシンの分析法を検討し,評価のために6機関による共同実験を行った.0.2および1.0 ppm濃度での添加実験による平均回収率は89および96%,室間再現性の相対標準偏差(RSDR)は15.0および14.0%,HORRATR値は0.7および0.9であり,0.25および0.80 ppm残留試料による試験結果は,平均回収率113および99%,RSDRは15.0および10.4%,HORRATR値は0.8および0.6と良好な結果であった.本分析法の定量下限は,0.1 ppmであった.