ローヤルゼリー中のクロラムフェニコールの分析法を検討し,評価のために6機関による共同実験を行った.0.1および0.5 ppm濃度での添加実験による平均回収率は89および89%,室間再現性の相対標準偏差(RSDR)は10.5および6.8%,HORRATR値は0.5および0.4であり,0.25および0.80 ppm残留試料による試験結果は,平均回収率89および84%,RSDRは9.8および12.3%,HORRATR値は0.5および0.7と良好な結果であった.本分析法の定量下限は,0.05 ppmであった.