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  • 标题:北八ヶ岳・前掛山における亜高山帯針葉樹林の更新パターンと立地環境
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  • 作者:佐藤 峰華 ; 岡 秀一
  • 期刊名称:地理学評論 Series A
  • 印刷版ISSN:1883-4388
  • 电子版ISSN:2185-1751
  • 出版年度:2009
  • 卷号:82
  • 期号:2
  • 页码:144-160
  • DOI:10.4157/grj.82.144
  • 出版社:The Association of Japanese Geographers
  • 摘要:

    シラビソ Abies veitchii ,オオシラビソ A. mariesii の優占する日本の亜高山針葉樹林帯には,いわゆる縞枯れ現象wave-regenerationが発現する.これは,天然更新の一つのパターンであり,特に北八ヶ岳にはその広がりが顕著である.北八ヶ岳・前掛山南斜面における亜高山帯針葉樹林で,空中写真判読を行い,いくつかの更新パターンを検出した.さらに,その違いが何に由来するのかを検討するために,現地で林分構造,齢構造,ならびに土壌条件について調査を行った.その結果,成熟型更新林分,縞枯れ型更新林分,一斉風倒型更新林分,混生林型更新林分という構造と更新パターンを異にする四つの林分が識別された.これらの林分が出現する範囲はほとんど固定されており,縞枯れ型更新林分は,南向き斜面のごく限られた領域にしか生じていなかった.これらの林分の配列は土壌の厚さや礫の混在度ときわめてよい対応関係を持っており,縞枯れ現象を発現させる自然立地環境として,斜面の向き,卓越風向などとともに,土壌条件が重要な役割を果たしていることが明らかになった.

  • 关键词:亜高山帯針葉樹林; 縞枯れ現象; 更新パターン; 土壌条件; 北八ヶ岳
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