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文章基本信息

  • 标题:環境問題論争における空間スケールに応じた争点の相異と運動の連帯 ──韓国・セマングム干拓問題を事例として──
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  • 作者:淺野 敏久 ; 金 枓哲 ; 伊藤 達也
  • 期刊名称:地理学評論 Series A
  • 印刷版ISSN:1883-4388
  • 电子版ISSN:2185-1751
  • 出版年度:2009
  • 卷号:82
  • 期号:4
  • 页码:277-299
  • DOI:10.4157/grj.82.277
  • 出版社:The Association of Japanese Geographers
  • 摘要:

    韓国全羅北道のセマングム地域で大規模な干拓事業が行われている.同国最大の干潟を失うことや事業目的が不明確な公共事業の必要性への疑問などから,セマングム干拓問題は大きな社会問題となった.本稿ではこのセマングム干拓問題を事例として,地域開発に関連した環境問題論争が持つ空間的な特徴を,市民・住民運動団体の主張に焦点を当てて検討した.新聞記事による出来事の整理と5年間の断続的な現地調査(環境運動関係者への聞取り)に基づいた分析の結果,全国・道・地区という三つの空間スケールごとの「セマングム問題」の存在と,その時間的な変化が明らかになった.また,異なる空間スケールを射程に入れた環境問題の争点が,地域的に異なる論争の場において複層的に存在しており,全体としての「セマングム問題」は,各運動体の事情や思惑に応じて,交流や連帯という手段によって,構成・提起され続けていることも確認した.

  • 关键词:環境問題; 環境運動; 地域的視点; 韓国; セマングム干拓
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